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過払い金に関するQ&A 【その2】
2011年01月24日(月) 参考になった(1333)

投稿者:山口広樹(かながわ総合法務事務所)
コラム
Q.現在月々の返済をしている会社ではないのですが、5年前に全ての支払いを終えた会社があります。
このような過去の完済会社に対しても過払い金は取り戻せるものなのでしょうか?
A.可能です。
完済して現在支払うものがない状態でも、グレーゾーン金利を支払っていたという事実は変わりないからです。そして、現在残っている借り入れがない以上は、借入れ残高から減額するということはないわけですから、全て返金処理の対象となります。
この過払い金を、現在支払いを続けている他の会社の返済に充てることも完済している会社の有効な活用方法です。
ただし、「最後に支払いをされた日(完済した日)」から10年で時効にかかり返金は受けられなくなります。
現在であれば、平成13年に完済をされた方は今年時効を迎えるので注意されたほうがよいでしょう。

Q.完済の過払い金請求をしたいのですが、カードももう持っていませんし契約書やATMの伝票なども何一つ持っていません。こんな状態でも過払い請求は可能でしょうか?
A.可能です。
支払いを終えた会社の書類やカードについては全く所持されていない方も多いですが、問題なく手続きは進んでいきます。
極端な話、過去に借りていた会社名さえ分かれば過払い金請求の手続きはとることが可能なのです。
なぜなら、法律家が正式に代理人となり債権調査を行えば貸金業者に提出を求める書類から全ての貸付・返済の状況が明らかになるためです。
ただし、資料をお持ちのほうが無料相談の際にはより有効なアドバイスを受けられるでしょう。

Q.前に5社程度から借金をしていましたが、3年前におまとめローンで1本化しました。
この場合前に借りていた5社から過払い金の請求はできますか?
A.可能です。
おまとめローンで金融機関から貸金業者に返済がされても、金融機関は貸金業者の請求する金額をそのまま返済しています。
つまり、本来は返済する必要のないグレーゾーン金利である利息についてまで貸金業者に返済をしてしまっています。法律家の債務整理とおまとめローンの決定的に異なる点です。
そのため、おまとめローンで1本化された後であっても、要は完済と同じ扱いなので、時効にかからない限り、貸金業者に過払い金請求を行い、返金を受けることが可能です。
この過払い金を現在のおまとめローンの返済に充てることで、ぐっと返済は楽になるでしょう。

Q.過払い金は全額が当然のように返金されるものだと思っていましたがそうではないのでしょうか?
また、借入れ会社によって返金を受けられる金額は差があるのでしょうか?
A.業績がかなり悪化している会社とそうでない会社では、過払い金の返金額やその返還の時期は大きく異なります。
裁判をしないケースでは発生額の5%以下の提示から90%近い提示のところまで様々です。
期間に関しても同様に、1ヶ月程度〜1年以上先のところまであります。
裁判をすることで全額回収も可能ですが、控訴審まで抵抗するような業者もあり、大手貸金業者も含め資金的に余裕があるという会社は、現在はほとんどないというのが現状です。
過払い金を現在の返済に充てることで大きく状況が好転する方もいらっしゃいます。
無料相談などを積極的に利用されて、ご自身の借入先の状況をよく把握することが大切です。

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